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魚見小屋

ボラ漁の歴史を今に伝える魚見小屋

漁業の盛んな富戸地区では、江戸時代から昭和30年代にかけて、村をあげてボラ漁が行われていました。当時、ボラは高級魚として珍重されました。富戸のボラ漁では、4か所に見張りが設置されており、回遊してくる魚群を発見すると、旗などで合図を送りながら群れを港に追い込み捕獲しました、漁期には4人1組で寝泊まりし、ボラの群れに目を光らせていたという魚見小屋は、大室山の溶岩流の上に設置されています。ボラ漁が行われなくなった現在、魚見小屋は富戸の伝統漁を伝えるシンボルとして、また、県下で現存する唯一の漁の見張り小屋として静岡県有形民俗文化財に指定されています。

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基本情報

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